ニャン太のサムライ日記 Ver1.1

SIerに勤務する企業内診断士の、等身大の今をつづります。

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マスターコース第2回目

2009-07-13-Mon-23:40

昨日は女性起業家支援マスターコースの第2回目でした。

課題レポートを元にしたディスカッション、コンサルタント基本力とマナーに関する講義、
女性起業家訪問の3本立てで、今回もエッセンスがたくさん散りばめられていました。

コンサルタント基本力とマナーの講義は、その名の通りの内容で、
コンサルタントの品格について女性の診断士講師からお話を伺いました。
名刺交換や電話応対などのビジネスマナーや、プレゼンテーションのhow toは多くの著書や研修で
展開されていますが、結局「なぜそれが必要か」が腑に落ちていることがポイントです。
今回の講義は、how toとその必要性に関するものでした。

1つ1つ挙げていくとキリがないので、私にとって印象的だったことを1つ。

コンサルタントの品格のヒントとして、京セラ創業者の稲盛和夫氏の言葉が引き合いに出されました。
「欲張るな」「騙してはいけない」「嘘をつくな」「正直であれ」など、
子供の頃に聴いた、親や教師からの単純な教えの中に「人間としての正しい生き方」が示されている、
コンサルタントは会社や経営者の規範について相談されるだけに、こういった品格について
深い認識と体現が必要であるという話です。

私が稲盛氏の哲学を初めに知ったのは、社会人になってすぐのことでしたが、
当時は「なんかベタだし抽象的ことを言うなぁ」としか思いませんでした。
しかし、こうして診断士としてのあり方や立ち振る舞いを少しずつ考えるようになった今、
自分の心が正々堂々とできない状態では、企業へ提言などできるハズも無く、
それ以前に経営者の話を聴くことすらできないだろうと感じます。
普段考えることのない心のあり方の原点を、久しぶりに振り返りました。

そして、女性起業家訪問。

こちらは、ある旅館の代表から、体験談をベースにその考え方を伺うといったものでした。
都心に構えるこの旅館は、「環境」をコンセプトにした事例が注目を集めており、
大企業の社員や外国の方のお客様も多いようでした。
都心に建っているとは思えない静かな旅館で、まさに“都会の喧騒を忘れる”場でした。

当初私は「きっとインターナルマーケティングやプロモーションの取り組みなど伺えるだろう」と
H20年2次試験の事例?を思い浮かべていたのですが、予想外のお話。
従業員の教育もプロモーションもやらない、代表ご自身もテレビも見なければ
他の旅館がやっていることも見ないとのことでした。

どうしてそれで成り立つのだろう?どうやってニーズを取り入れるのだろう?と思いました。

代表の方は大変ユニークな女性で、建物の壁に利用する材料は電磁波や騒音を遮断する素材、
料理の食材は地方に訪問して栽培方法や飼育方法を見たものだけなど
「本当に人にとって良いもの」だけを提供するという強い意志を持たれた方でした。
巷の企業に対する考え方が(良い意味で)若干辛口で、でもその内容は的を射ています。
そして、自分が言っていること=自分がやっていることであり、
その根底にあるものは、騙したりしない、守るべきことを守るといった「子供の頃、親から言われたこと」。

・・あれ?午前中にも同じような話を聴いたな。

周りに惑わされることなく、ご自身の思いであれだけの心安らぐ素晴らしい旅館を経営されている、
その原点は「人間としての正しい生き方」である、ということでしょうか。
だから、経営者としての成果を出され、社会への貢献が実現できているのだろうと思いました。


また、代表の方は、先述の通り環境に対して強い思いをお持ちで、
「私は宿屋じゃなくて運動、レジスタンスをやっているの」と何度かおっしゃっていたのが印象的です。
何かを成し遂げる人は「言葉」を持っていますよね。


コンサルタントとしての、そして起業家を目指す者としての「基本」についてじっくりと触れた1日でした。
私は精神論者ではないですし、すぐ感情に流されるグダグダ人間ですが
昨日の話は何年経っても忘れずにいたいです。

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